骨盤矯正は効果ってあるの?
2017/07/10
人間は直立歩行をでバランスを維持して立つために、もっとも重要な役割をしているのが骨盤です。
骨盤は左右の足の上に位置し、土台とて背骨を支えています。
骨盤は体の中心といえる部分でもあり、左右の足のバランスや背骨のバランスを最初に感じとるはかりのような存在です。
骨盤は、内臓を守るよう立体的なフレーム構造をしています。
運動や姿勢をコントロールするために左右のバランスを調整します。
とても重要な役割をしている骨盤です。
骨盤の前傾後傾の姿勢は骨盤を前傾したり後傾したりできます。
腰を前後に動かすことで骨盤が前傾したり後傾したりします。
この時左右の骨盤は同時に動きます。
骨盤を前傾・後傾させるときに軸として動くことが多いのが股関節です。
股関節を軸として骨盤を前傾させると背筋を伸ばした状態でお辞儀をするような働きになります。
お辞儀をしないで、大きく骨盤を前傾・後傾させるには背骨の動きが伴わなくてはなりません。
骨盤の前傾が強い場合は腰椎の前カーブがきつくなり、反り腰にになります。
骨盤の後傾が強い場合はおへそが上を向いて、お腹が突き出たような姿勢になってしまいます。
骨盤のゆがみとゆがむ場所
骨盤のゆがみは背骨の下部にある仙骨とおしりの内側にある骨(腸骨)をつなぐ仙腸関節でおこります。
左右の骨盤を構成する骨が股関節を軸とした前傾・後傾の動きをした時に、わずかながら仙腸関節も一緒に動きます。
そして、左右の骨盤を前傾・後傾する頻度などによる左右差が生まれてくると左右の仙骨と腸骨の関節のつながりにも差が出てくるのです。
その差が骨盤のゆがみになって表れてきます。
骨盤の高低差の調べ方
左右の骨盤を前傾や後傾することで骨盤がゆがんでくるのですが、直接骨盤を触れることでゆがみを感じることができます。
自分で確認しやすいのは左右の骨盤の高さのつがいを見ることです。
鏡をみて簡単に確認できます。
お腹の横に手を当て徐々に下に手を下すことで硬い骨に手が当たります。
これが骨盤の上端の部分です。
その骨盤の上端の部分に触れたぐらいの所で手を止めて手の位置を鏡で左右の高さを確認しましょう。どちらかの手の位置が違ったりします。
骨盤がゆがみと足の長さが違う
足の長さが違うと訴える人がいます。
両足の骨の長さが違うことはまれで。たいていの場合は、股関節の位置の高低差が原因となっています。
骨盤は仙腸関節をわずかながら回転するようにゆがみます。
骨盤のゆがみから起こること
骨盤は構造上の理由から左右に開きやすいい傾向にあります。
そして、仙腸関節を軸として前傾することで骨盤は開くようになっています。
さらに、骨盤の前傾を助長させる筋肉を酷使したり、後傾させる筋肉が弱っていると、股関節を軸にして骨盤を前に傾けるような動きが多くなり、連動して仙腸関節を軸にして骨盤が開きやすくなってしまいます。
骨盤が開くとお尻のサイズが大きくなったり、開いた骨盤に内臓が落ち込んで、臓器の機能が低下し、代謝も悪くなり、プロポーションにも悪影響を与えることになってしまうのです。
運動してもヒップサイスが小さくならない、便秘症が治らず肌のトラブルが多いなどそんな悩みをもつ女性には、まず骨盤の過度の前傾から生じる骨盤の開きを改善することが1番の要因です。
- 骨盤が開くことでとトラブル
- 骨盤の両端が広がることでヒップサイズが大きくなる
- 股関節が内旋することで内股になりやすい
- 下肢の筋肉の使い方が偏りが出る
- 内股になり、お尻の筋肉が使えなくなる
- お尻が大きくなり、筋肉が使えないので血流が悪くなる
- 内臓が下がりやすくなり、圧迫されえることで機能が低下する
- 内臓機能が低下することで代謝が悪くなる
- 代謝が悪くなることで、太りやすくなる
ストレッチをして骨盤を整える
ストレッチのポイント
鼻こきゅうをして深く空気を吸い込む
呼吸を止めず、通常の状態のままで行う
ストレッチをしている部分に神経を集中させる
静止するストレッチの場合には、静止時間は10から30秒
静止するストレッチの場合には、反動をつけずにゆっくりとした動作で行う
伸ばしすぎは厳禁。あくまでも心地よさを感じるところで止める
左右差を感じる時はきつい方を重点的に行うことでゆがみ改善の効果
整体でゆがみを改善
ゆがみの左右差を減らすためや、正しい姿勢や正しい動きをするための筋肉をストレッチするために筋肉のストレッチしたり、マッサージで緩めたりする方法があります。
整体の手技でによって関節に動きをつけることで改善に導きます。
骨盤矯正をしてもまた体はすぐに元に戻ろうとしてくるため、最初のうちは施術をしたら期間は空けないように施術をしないといけません。
ただ施術を受けるだけではなく、骨盤の問題の原因と現状、治療の計画などを話してくれてセルフケアなどのアドバイスをしてくれる所で診てもらうのが一番の方法です。
それが体の有意義な投資となると思います。