相手の好みに合わせる恋のテクニック
2019/04/13
人は相手に気に入られるために相手の好みに合わせます
恋人がわかるたびにファッションや髪型まで変わってしまう人がいます。
一見、自分の意思がないかのようですが、実はこうした心理は、誰もが持っているものなんです。
魅力的な人に出会ったときに、その人と恋愛関係を結びたいと思うのは、男女を問わず、ごく普通のことです。
その際に問題となるのが、知人から恋人へのステップする方法なんですよ。
そのとき頻繁に行われるのが、相手の理想に合わせた自分を見せて、その人の気持ちをつかもうとする印象操作です。
印象操作とは、相手によい印象を与えるために、自分を相手の好みにあわせること。
印象操作は、自分が好意を持たれたい相手に対してのみ行われます。
普段は、ラップなど聞かない人がラップを聞き始める。
生涯キャリア女子を宣言していたはずの女性が、急に料理教室に通うなど、相手の好みに合わせることで、好意を寄せられることを期待するのです。
この作戦は、恋愛初期の好意的な関係を築くためには、とても有効です。
心理学では認知のバランス理論として説明されています。
認知バランス理論とは、自分の考えと異なる状態の物事に対して、バランスを取ろうとすること。
たとえば、好きな人が好んで聞く音楽なら、自分も好きに違いないと考え、実際に好きになろうとすること。
同一の趣味や共通の関心ごとをもっている相手に対して、人間は好意を抱きやすいのです。
相手の好みに自分を合わせるのも、嘘を上手に使った恋愛テクニックの一つです。