偶然出会ったフリは恋を叶える第一歩
2018/07/27
恋愛の第一歩は出会うことから始まります。
同じ職場やクラスはもちろん、一緒の電車で何度か顔を合わせているでも無意識に心の距離が縮まることがわかっています。
これは、単純接触の原理です。
同じ人の顔を何度も見ているうちに、その人に対して好意的になること。
写真であっても、同様で、人に限らず、さまざまなモノに対して起こります。
単純接触の回数が増えれば増えるほど、つまり顔を合わせる機会が多ければ多いほど、自然と相手への行為も高まるのです。
しかし、恋を成就させたいと願うならもう一歩踏み込むことが必要です。
それが偶然を装って会うという心理テクニックです。
たとえば、同じ職場や学校に気になる相手がいるなら、その人と会う機会を積極的に作りましょう。
相手の通勤・通学時間がわかるなら自分もその時間に合わせて行動し、偶然を装って顔を合わせる機会を増やすのです。
何度か会って顔を覚えてもらうようになるころには、相手もあなたとの度重なる偶然に、何か意味があるかもしれないと考えるようになっています。
偶然の出会いがまるで運命に導かれた、必然的なことのように思えてくるのです。
こういう心の働きを原因帰属といいます。
原因帰属とは、自分の身の回りに起きる様々な出来事や行動などに対して、その原因をどこにさだめるかということ。
偶然ということが、なおさら二人の間には何かあるに違いないと思わせるのです。